施工後すぐに効果がなくなってしまったのですが?


G-hardは、実際に塗膜の上へ被膜を形成する硬化系コーティングです。

被膜を形成せずに塗膜やベース被膜に成分が浸透して短期間の効果を持続させるガラス繊維系(ポリマー等)とは異なり、G-hardのような硬化系コーティングは、塗膜の上へ実際に長期間持続する頑丈な被膜を定着させる(ボディー面と被膜をくっつける)必要がございます。

もしかして前処理に、艶出し成分や保護・傷消し成分が入った下地調整剤やコンディショナーを使用しませんでしたか?施工しようとしているボディーにガラス繊維系(ポリマー等)コーティングが施工されたばかりではありませんか?

塗装をする場合にも同じようなことが言えますが、硬化系コーティングは施工面に保護成分などが存在すれば被膜は塗膜に定着しません(ボディー面にくっつきません)から効果はすぐになくなります。これは当然のことなのです。

硬化系コーティングは性能が大変優れていますが、正しく施工するには知識と準備が必要です。どんな状態のものにも塗れば同様の効果が得られる訳ではありません。

肌調整する場合は純粋なコンパウンド(3Mハードシリーズ推奨)で行うようにし、艶出し成分や保護・傷消し成分が入った下地調整剤やコンディショナーは使用しないでください。また、施工面にガラス繊維系(ポリマー等)コーティングが施工されておりその保護効果がはたらいている場合は事前にそのコーティング効果を除去してから施工してください。それらを守って頂けない場合、通常の効果は得られないとお考えください。

最終更新:
2011-01-10 03:37
製作者:
aw
改訂:
1.3
評価点数: 4 (1 件の投票)

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